退屈な夜だ 煙草の味もクソ不味いや 君にあげるよ しかめた顔も煙たそうな目も 僕は嫌いじゃないよ 本当さ しつこいくらいの愛の確認や 温もりの欠落とかは まだまだ足りる事は無さそうだね それも嫌いじゃないよ そしたら 手と手を絡ませて 閉ざした部屋で溺れていようよ 君のそのちょっと重い愛も 手首の傷も派手なメイクも含め 愛してるよ だからずっと僕を守ってね 大丈夫、僕らの愛の形は少し 歪なだけだよ 朧月を眺めながら 未来なんて、考えてんの? 嫌だ 嫌だ 今の僕らの大事な一瞬を 切り取っていたいよ そしたら 手と手を絡ませて 刹那のキスをしよう 明日も来ないような 閉ざした部屋に埋もれていようよ 君のそのちょっと甘い声も 病みそうな日々も錆びた過去も 全部抱きしめるよ だからずっと僕の傍に居て もういっそ枯れない様に 手錠を掛けようよ あの花みたいに たまに思い出してみるんだ 喧嘩したあの日を 傘も差さずにさ 雨に濡れていた そして不意に呟いたっけ 私を離さないで 離れないでいて 君のそのちょっと重い愛も 手首の傷も派手なメイクも含め 愛してるよ だからずっと僕を守ってね 大丈夫、僕らの愛の形は少し 歪なだけだよ