波に揺れる月影 星は瞬き止めず 果てしなく続くような夜が終わりへ 進む 悲しみの雨が降り喜びの日がさして 同じ場所へは二度と戻れないのだと 知る 愛は尽きることなく僕の想いを乗せ て 点同士が繋がって線になり海となれ 君と過ごした時を僕は忘れはしない たとえもう二度と会えないとしても 大きな月がのぼる 見たこともないような 静けさの中にただ大きな月がのぼる 太陽の光浴びて夜の支配者になる 波音が言っている「お帰りなさい」 と 僕らの自然はまだ限りなく不自然で うちよせる波の様闇に姿を消した 僕と過ごした時を君は忘れてもいい この広い青の中いつか辿り着くから