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太陽と月に背いて

Track by山口由子

20
1
  • 1997.02.05
  • 4:02
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歌詞

あの日見ていた空は何処までも 「きりがなく続くんだ」と 信じていた 薄明かりの駅の白いホームで ママの帰りをいつも待っていた ある季節の それはとても長い時間だった そして少女は全て閉ざしたの 真実の私は分からない 心の鍵は解けない 肝心な時に誰もいない 世の中とはそういうもの だけど ねえ月は知っている 18の春 待ち切れず少女は 「この街大嫌い」と手紙を残して 突然吹く風のように一瞬に 消えてしまったの そして時間は流れて 自由に なるお金さえない暮らしでも あの頃より楽しくやっているわ 笑顔になんて騙されない 愛想振りまくほどいい子じゃない 3年周期の世の中で 愛なんて続くと思わない だけど ねえ月は消せない 真実の私は分からない 心の鍵は解けない 肝心な時に誰もいない 世の中とはそういうもの だけど ねえ月は知っている 冷たい都会の片隅で 置き去りにされた少女を 何処かで ねえ月は見ている

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