214の冷えた朝 昨夜に固めた甘い気持ちと決意を カバンに詰めこんで 形と心が崩れないよう慎重に歩く 足踏む度に鼓動を打つ 寒さからか緊張なのか 背水の陣の覚悟を持って 有効期限の迫る1日を始めよう 364日もの間 あなたに捧ぐこの日をずっと 待っていたのに 直っすぐもカーブも どちらでいくにも 見通しが立たないまま 決着の瞬間が長引いてく あざとすぎないように 選んだリボンを 指でいじりながらうつむいてる 数えきれないほどに勘ぐって いつも以上になんだか あなたとすれ違うな 365日もの間 あなたの後ろ姿をずっと 眺めてきたのに 真夜中に立てた策略なんてものは 今になっては話にならないや 364日もの間 あなたに捧ぐこの日をずっと 待っていたのに 直っすぐもカーブも どちらでいくにも 見通しが立たないまま 決着の時間が近づいてく 365日もの間 あなたの後ろ姿をずっと 眺めてきたから 近づく春に祈りを込め踏み出して あなたの肩を指でたたいた 「今日から友達、 やめにしませんか」