ショートヘア なんで今日も君を想うんだろう もうあれから2年が 経ったっていうのに。 私のことなんて きっと何ひとつ 心に残ってないんだろうな そう思うと悲しいからさ もうこのことは 考えないようにしようって 無かったことにはできないけど 『好き』 でいるのはもうやめようって。 君が行く先にたくさん着いていって 君が付けた足跡にも足を合わせて 大雨のときも濡れながら 君を追いかけたよ 辛いときは君の笑った顔を見て。 苦しいときは君の声を 聴いたりして。 いつからその拠り所が 私以外のものになったんだろう 泣いてる私は君だけなのに。 明日の私は誰の隣を 歩いているんだろう 君を好きでいた『私』は 上手に君を忘れているのかな そんなこと思ってる 私のフォルダには 未だに私だけの君がいた 君に「かわいい」って思われたくて 恥ずかしながら君に好みを聞いて 「ショートが好き」って 言われたから 肩より上で髪を切っちゃって 「この子可愛いね」って 言ってたその子の 服を買って着て見せたりして… 君に私の全部を 好きになってほしかったの。 君の好きな人に嵌まる人に なれるとは今でも思わないさ ただ君に言われた「好き」を 信じてここまで来たんだよ。 でももうそれもやめようと 思っているよ 「勝手に好きになったから 好きに終わろうと勝手だよね」って ポニーテールができる頃には 君のことも頭の片隅くらいには できるかな。 Nanana~ [Outro]