Track by曽我部恵一
12号車のともしびが 11号車にもれる頃 13号車のゆううつはあたまをもたげ 歌います 14号車の幸せは10号車の夢を知らず 9号車と8号車つなぐ連結部分を 見つめます 7号車には大家族 6号車にはお金持ち 4号車包む夕焼けに5号車からは 大喝采 3号車はまだ安らかに眠り 続けているのです 1号車に来た早春は2号車の冬を 目覚めさせ 新幹線は走ります新幹線は走ります