最後に見たのは 逆さに吊るされたボレロ どんな約束も すべて嘘になったね 神様がいるなら 願いを聞いてほしいよ もう今となっては なにも要らないけど こんな雨の日は 君が雲の上で泣いてるんだろう? だから雨の日も 僕は傘を差さずに空を見上げる 二階の窓を叩く 覚めた夢と風の音 スプーンは二つのまま けれど錆びついてる 動かない 動かない 動かない君の手 開かない 開かない 開かない君の目 喋らない 喋らない 喋らない くちびる 戻れない 戻れない 戻れないよ ずっと こんな雨の日は 君が雲の上で泣いてるんだろう? だから雨の日も 僕は傘を差さずに空を見上げる 見上げる 見上げるよ・・・