世界を僕が嘆いたとして こんな世界は僕を見ていない ぞんざいに扱われるのにも 慣れてしまったよ そうやって自分を騙してる 匂いのきつい言葉を好んで食べる 誰かを見て吐き気がしている 綺麗事を並べられても 嘘にしか聞こえないような心だ 人知れず叫んだ言の葉も 伝わる意図は他人次第 世界に光を灯すことは 影の世界に蓋をすることだ 凄惨な場面に目も 当てずにのたまっているような 愛の歌で酔っ払っている 「あぁなんて美しい、 僕らが生きることは」 その"僕ら" にきっと僕のことは 入ってないのでしょう 「悲しい時にはいつでもそばにいる よ」 そんな 保証などどこにもあるわけないのに イえてしまう君が怖い 強い言葉で人を問うても 「そんなこと言うなよ」 で終わらせたのが君だ 他人に溺れないこの思いも 誰もわからなきゃ意味がない 綺麗事を並べられても 嘘にしか聞こえないような心が 酷く深いこの光の底 伝わる糸を手繰り寄せている まだ、まだ、まだ言えてない まだ、まだ、伝えきれない まだ、まだ、歌えていない まだ、まだ、また