這い上がるようにワンルーム、 ベッド抜け出して 朝日が昇れば全てがもとどおりで 涙が干上がって軒先はレインボーで 曖昧な相槌をうって車に乗り込んで カーステレオが週末の天気予報 繋いでは僕らの未来は 未知数だったね 何処までも行けるような 光るバイパスが 誘うから問題は ダッシュボードに隠せばいいのさ 丸メガネのサングラスは 日差しが眩しいから アンバランスな感情も隠して ドライブが終われば話すよ 朝凪の上を 少年よまだ行けるよ 退路はとうにねえよ 誰もいないサンデーの 歌い出した感情を ありもしないことばっかりを 空中で回そうとして あまり意味がないからさ 考えるのはやめなよ 当たり前の今日ならば 雨あがりの朝なら 水分過多のいい匂い 身体で感じればいい 悲しみはしたり顔で 明日ぐらいで待ってるわかってる 先送りにしている未来が あるぐらいがやり甲斐ある 笑ってる様で泣いてるなんて 誰にもわからないように歌ってる カーステレオのラジオが ピーキーな曲を流すその前に 朝凪の上を 少年よまだ行けるよ 退路はとうにねえよ 誰もいないサンデーよ 何百回も右往左往したよ街角、 真夜中も眩しくて見えないよ。 濃いめのサングラス世界を緑色に。 風がとまる日曜日に。 何も諦めたくないと 願った男の子後ろ髪を切りすぎて、 触り心地が良くて 少しだけ冷たい風からんで 走り出した。 朝凪の上を 少年よまだ行けるよ 退路はとうにねえよ 少年よ歌えよ光り出した感情も 揺らぎ出した道路も 気の抜けたサイダーも 昨日抱いた衝動も 包み咲く理想像も