久しぶりに あなたが側で話してる 湿る空気が 夜を充す 交わす言葉 意味はあまりないけど わかることは わからないことだけ 呼吸をしている 肌の上に寄せ合う 不思議に楽しい 生臭い生き物さ ここから来たんだ 僕は 思い出せば 遠くまで見晴らせる 子供みたいに 笑う時 久しぶりに 季節を思い出せる まだ若かった あなたの頃 焚き火を囲んだ 頃とほとんど同じ 穴ぐらに潜んで 言葉を絵に描いて 呼吸をしている 肌の上に寄せ合う 不思議に楽しい 生臭い生き物さ そこから来たんだ 僕ら 何処へも 逃れてなかった