灰色の雲がかかった静かな夜 物音すら大きく響いてる 宙に舞った言葉を噛み切れないまま 眠りについてしまっていたみたい 思い返せば僕らの形なんて 一つも作らてなかったんだ そして外れてしまった二人の鎖が どうして今になって 気が付くのこの想い どうして失った傷痕はこんなに 痛くて苦しくて切なくなるの? 胸の傷痕が広がっていく 深海に沈む二つの鎖は 空のひかりに照らされることなく 錆びついてしまって 輝く事さえ失っていったんだ 過ぎ去った後にどうしてこんなにも 君がくれた想いに気付く どうして今になって 気が付くのこの想い どうして失った傷痕はこんなに 痛くて苦しくて切なくなるの? 胸の傷痕 ねぇどうして今になって 気が付くのこの想い どうして失った苦しみが消えない 降り注ぐ気付けなかった悲しみが 僕の傷痕を… 残されたものは孤独な時間と 君が最後に話してくれた事実