凛とした空気の中 君の声がこの部屋に響く 僕はいつもの様に 君の問掛けに背を向ける 先にこのドアを開くのは どっちだろうかと考えながら 誤魔化したセリフを吐く 大きな音をたてて立ち上がる 君は一言僕に捨てセリフ 予想通りとニヤけてた僕 今となて気付かされて 時が進む度にあの日の声は薄れて 心に絡まる棘はまだ抜けぬまま 大きな音をたてて立ち上がる 君は一言僕に捨てセリフ 予想通りとニヤけてた僕 今となて気付かされて 時が進む度にあの日の声は薄れて 心に絡まる棘はまだ抜けぬまま きっとこれからも 悲しみだけが取り残されて 暖かい記憶にしがみつくのだろう 時が過ぎるたびに君の影が映り出す 僕が言えなかった言葉が今蘇る 君の「幸せ」を 心から祈れたら 僕の心には 透き通った過去が映るだろう