無理がきくって 思ってた頃 夜更かしも 気合でどうにか 朝焼けより先に 夢を追って 眠気よりも 理想を信じた 階段二段 飛ばしてたのに 今じゃ一段で 息を整える 鏡の前で 少し笑って 「まぁ悪くない」って 言い聞かせる 失ったものばかり 数えるほど 手にしたものが 増えてるのに 早さよりも 確かさを 選ぶようになっただけ 年には敵わない それも悪くない 無茶の数だけ 理由が増えた 転び方も 立ち上がり方も ちゃんと 自分の形になった 若さは戻らない でも確かに 残ったものが ここにある 走れなくなった分だけ 遠くを 見れるようになった 「まだいける」って 強がる夜 本音は少し 疲れてる 守るものが 増えたせいか 背負う重さも 馴染んできた 比べなくなった 他人の速さ 自分の歩幅を 知ったから 遅れてもいい 止まらなければ 景色は ちゃんと変わってく 若い頃には 見えなかった 小さな幸せの 正体 当たり前が 尊くて 失くしたくないと 思えた 年には敵わない それでいい 悔しさも 丸くなった 無駄だった日も 遠回りも 今の俺を 作ってた 派手さは減った でもその分 静かな強さが 残った 焦らなくなった心が 次の一歩を 照らしてる もしあの頃の 自分に 何か言えるとしたら 「急がなくていい」 「ちゃんと辿り着く」 年には敵わない それでも 俺は俺で 進んでる 昨日より少し 優しく 今日を生きれてるなら 若さに勝てない その代わり 覚悟は ここにある 終わりじゃない 形が変わっただけ この先も まだ続いてく 年には敵わない でも 人生には まだ 敵わされてない
