通り雨過ぎても 未だ止まないままもう どれだけ 時が経ったろう? あなたは 僕を忘れ 薄れゆく意識の 狭間でまた思い出す 震えた唇で 繰り返す別れの言葉 通り雨過ぎても 忘れられないままもう どれだけつらくとも あなたはぼくを忘れ 雨の窓に映る ぼやけたフィルムの向こう 他の誰かと笑ってるのかな 置き去りにされた オルゴールは 雨に濡れて錆びついて音滲んでく 全てを無くしたって あなたさえいれば それで良いと いつも思っていた 通り雨過ぎても 涙にまだ溺れて あなたの予報通りに 正しく降り続いた 泥だらけの靴で 傘もささないまま あなたのいない道を 一人きり歩いた 自分の弱さに甘え 仕方ないと言い聞かせ あなたの優しさに甘え 見逃したあなたの本音 グチャグャにした二人の関係 未完成のメロディ 僕はまだ雨の中探してる 置き去りにされた オルゴールは 雨に濡れて錆びついて 音が滲んでいく 傷つけあった夜も 苦しそうな笑顔も 記憶ごと あなたの音 かき消してよ 通り雨過ぎても 未だ止まないままもう どれだけ 時が経ったろう? あなたは 僕を忘れ 通り雨のような 恋だったとしても それで良かったんだ あなたは 僕を忘れ いつか僕も、、、、
