川沿いにひしめく 家は支え合うように 肩を寄せて 助け合って 僕らは育ってきた いつの日か飛び出した 息苦しさ覚えて 離れてみて分かったこと 数え切れずあるんだ 路地裏に響く 子供たちの声と 見守る ばあちゃんの笑顔 当たり前のように今もまだ 残っているから この街の景色は 少しずつ 移ろうけれど 変わらないぬくもりが 漂い続けてる 見慣れた交差点 帰り道 夕日が落ちて 安らげる唯一の場所 生まれ育ったこの街を愛してる 背中を追いかけた 幼い頃の記憶 今じゃ僕が小さな手を 包んで守っている 大人になるほど守るものが増えて 擦り切れてしまうけれど 両手を広げて「おかえり」と 受け入れてくれる 仲一睦50 周年記念曲 作詞、作曲:光永亮太 この街に溢れる笑顔は あの頃のまま どんなときでもそばで 癒してくれるから 恋をしたあの日も 泣いた日も 色褪せるけど 過ぎゆく日々の中で 飾らないまま 僕が僕でいられる 星になったあの人も 見守ってくれるかな 遺してくれたものをずっと つないでいけるように… この街に溢れる笑顔を 守りたいから 変わらないぬくもりを 残してゆけるように 川沿いの小さなこの街に 夕日が落ちて 変わらない唯一の場所 生まれ育ったこの街を愛してる