僕を最低だって言って 嗤って 泣いて 霞んでゆけ 絡まって叫んだんだ 酸いも苦も君ももう一杯って 君と相対なら終わりもなくなって 紛う夜暮 莫迦だって囁いて いつの日も 誤魔化しごと零してみせた 疾病 縋って 然も更けるような甘いカフネ 知って 喰らって どうしたいもこうしたいも 何も解らないな 朽ちる間に潸々と 自己を、全て気付けない私を 欠けた両の目の縁で躓いて 褪めた 雨の中 橙の湿ったステップと 秒針が止まった あやふやなまま染み付いてしまうよ 訥々と 最低だって言って笑っていないで 明かしてみて、ねえ ただ待っていたって偽善だ 酸いも苦も君ともう一杯って 君と相対なら終わりもなくなって 惑う日暮 莫迦だって囁いて 今日の日も 誤魔化しごと零してみえた 雨の中 橙の湿ったステップと 秒針が止まった あやふやなまま染み付いてしまうよ 訥々と 最低だって言って 嗤って 泣いて 霞んでゆけ 絡まって叫んだんだ 酸いも苦も君ももう一杯って 君と相対なら終わりもなくなって 紛う夜暮 莫迦だって囁いて いつの日も 誤魔化しごと零してみせた 足取りも歪んでしまうからさ この心を噤んでみせて