何度も 鳴らしたオルゴール 回る 舞台の上には手をとって踊る 二人 芽吹いた焦燥に咲いた花は言う 「どうでもいい」って 明け残ったこの 気持ちを かき消して しまうほど 鳴り響く これは君のためのファンファーレ 届くようにと精一杯鳴らすから 独りよがりだなんてわかってるつも り だけど鳴り止まないんだ 君が主役のストーリー ヒロインは私がいいなと願う 開いた蓋を閉じて 誰にも見せない笑顔で贈る音色 泳ぐ 季節を追いかけて 気づけば 景色はピンク 甘えてくる残像 タクトを振る度に足が止まる 手を繋いでいたいよ まだ肌寒い夜がいつまでも見下げる 目が覚めた 空はまだ暗かった 歩いてた まだ遠かった 走ってた 空は眩しかった 抱きついた もう離さないと 言ってくれた もう少しこのままで まるでロミオとジュリエット いやジュリエットとロミオだな ねぇ聞こえてた? どこかで鳴っていた秘密のエール これからは隣で 贈るよ 君のためのファンファーレ 届くようにと精一杯鳴らすから 独りよがりだなんて言わないでよね もう独りじゃないんだから 君と私のストーリー ヒロインは私で本当に良かったの? 開いた蓋を閉じて 君しか見れない笑顔で贈る音色