影が揺れる窓辺 氷音立てるカフェグラス 口付けないまま 結露したまま 有り余る隙間 ぼかしてく 埋めてく 今日も小さく「○」を付ける あなたの存在を刻む赤い手帳 もう逢えるはずないのに 「○」付ける 今更眺めるちっとも当たらない占い 時は戻らない 磨りガラス隔てたその向こう 少し猫背の見覚えのあるcap 袖に少し珈琲こぼし笑ってた 逢いたいな...ねぇ聞こえてる? 二層になって薄まったグラス ストローで混ぜる夢と現実 繋がりを保つものなどない 重なる日々はもう来ないのに この席座るとまだ無数に残る 笑顔のせいよ ここに来るたび「○」を付ける デートした日のように 思うように綴れない溢れてくる言葉 「もう充分だよ」と瞼の裏のあなた いつか忘れてく運命耐え切れず 今日も綴るの 磨りガラス隔てたその向こう 少し猫背の見覚えのあるシャツ 抱きしめてもすり抜けるの わかってる 触れたいよ...ねぇ聞こえてる? 二層になって薄まったPlace ストローで混ぜる夢と現実 不揃いでぶれる世界は いつもあなたで保たれてる この席座って好きと言って 笑顔蘇らせてよ 愛おしい人よここにいるの? 私を眺めているの? 呼吸が混ざることなくても ずっと愛で満たしてよ ここでデートした日のように