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悲しみに耐えるために 針を肌に沈め 確かなもののために 煙を空に浮かべ 部屋の壁につくシミを ひとつふたつと数え 這いずり息を潜め 強い重力の下で 囀り撃たれた鳥に 捧げるための一輪の 摘まれた花の切れ端に 涙した君に吹く一筋の風が 言葉は誰のために 心は誰のために 予め定められた 百万の手がサイ振るい 重く閉ざされた扉 鍵は手の届くところに 顧みられることはなく 明日の私は君と 映えある選ばれし者に 止むことのない轟音の喝采を 言葉は誰のために 心は誰のために