泳いだ波の音 どこへ向かうのだろう 透きとおる水中に 甘く漂う香り 静かに落ちていく 穏やかに揺らいでる 夢の中潜って 淡い幻想ふわり 透明な泡の粒 ゆらり ゆらり 漂う 深い青 海の底 浮遊してる ぽつり ぽつりと 生まれたこと 水の音が 優しく響く ほら 遠くある水面見れば 明るい色 繰り返す香り 繰り返す香り 繰り返す香り 冷える身体 重く海に包まれていく 静かに沈みゆく 深く ただ ただ 落ちる その香り広がる 淡い記憶が揺れて 滲む景色揺らぐ 胸の奥底響く 浮かんでは沈んでく 波打ち際引いてく 柔らかな陽の光 さしこんでる光の柱 風のように 吹き抜けてく 過ぎゆく日々の波に揺られて 流されてく 香るその手の中 いつか思いだす 果てのない 声の先 目がくらむ 夜の光 眺めてたい 手をだした 愛おしく 時計の針 刻んでく その時を 回してく 美しく儚げに 海を行く Ah 繰り返す香り 繰り返す香り 繰り返す香り