秋が去って 人々はみんな早歩き 寂しいのがバレるのが怖いのさ 僕はいつも 知らないふりで街を眺めては 自分の居場所を確かめてた 消えないペンで書いた名前が未だに 胸をつかえるけど 君がどんなに可愛くても 僕に関係ない 明日の朝には違う人を夢に見る 君と最後に話した事も僕に関係ない 嘘と本当の 答え合わせはどうでもいい 街の悲鳴が聞こえて ふいに目が覚める 今日もどこかで心はすれ違う 僕はいつも 自分にしか分からない言葉で 自分を励ましているよ (それに気づかない人が僕を 羨ましいと言う) 憂鬱な雨に濡れたスニーカーの紐を 固く結んで 君の涙が溢れ出しても僕に関係ない 長い夜を抜け出し 独り風とゆく 君の涙が乾く頃僕はここにいない 知らず識らずのうちに 人は美しくなる 君がどんなにお願いしてきたって 君がどんなに神様に赦しを 乞ったって 君がどんなに可愛くても 僕に関係ない 急に電話をかけてきても 僕に関係ない 君がどんなに 君がどんなに 可愛くても もう関係ない 関係ない 僕には関係ない!