隠しきれない動揺に一人 運ばれたカプチーノ飲み 割り切れないよ 明日は会えないの? (嘘みたいね) 待ち侘びた週末より くたびれた水曜に二人 映画を見るのが 実は好きだった (もう遅いね) 呆れるような理由で 口論したあの日さえ 君が一番可愛かったのに もしも僕の答えが先に 君の心を満たしてたらなんて 今になって考えても空しいだけさ いつも思い思いに主張し すれ違うのは悲しいけど そうやって愛は深まって 続いてくと思ってた 昨日まで 耐えきれない沈黙に一人 冷めかけたカプチーノ飲み 店内のムードも 乾き出してる (真冬みたいね) 持て余した優しい気持ち 積み上がった角砂糖のように 差し伸べる手を 待ち焦がれてる (先は長いね) 真新しい日々と ハグをしていつも通り 生きる明日をイメージして 独り 苦笑した あどけない横顔に そっとキスしたあの日さえ 泡だったミルクのように 儚い思い出の一部になっても 君が誰より愛おしい それが何より悔しいけど どうしたって 時は戻って来ないことは分かった 今さら 手放そうとする度 ちらつく胸の痛み まだ話し足りないのは 僕だけなの? 君が今でも愛おしい それだけ心残りだよ 単純な言葉で最後 愛を込めてありがとう さよなら