暗い闇をなぞった指は 触ったもの縋るしかない 期待外れ、溜息 「君の人生僕にくれよ」 暗い海を迷った魚 迂回しすぎて戻れない 期待外れ、溜息 「君の人生僕にくれよ」 止めどない理由を泳いでる 腰下ろして見上げてみる 羽のような腕で飛ぶあの子もいつか 止まってしまうかもしれなくて 誰かのせいにしたら呼吸も出来ない 溺れてしまうよ 暗い闇をなぞった指は 触ったもの縋るしかない 期待外れ、溜息 「君の人生僕にくれよ」 水面に写った三日月の夜は 涙目で見上げてた 祈りのように咲いた花が見えるかい 枯れてしまうかもしれなくて 誰かのせいにしたら呼吸も出来ない 溺れてしまうよ 羽のような腕で飛ぶあの子もいつか 止まってしまうかもしれなくて 誰かのせいにしたら息も出来ない 溺れてしまうよ