窓を流れる田園風景 あの子は今ごろ深呼吸 2両の列車 5番ホーム 乗換えたなら ふるさとの町 私は駅のかたわらに立ち 木の葉を揺らし待っています 1時間に1本の列車で あの子が帰って来るところ 改札は自動になったけど 私は今でもここにいる 東京の街はどうですか? 忙しくても眠れてますか? 君の言葉や写真をいつも 楽しみにしてる家族たちです 秋になれば 思い出色の 香りで町じゅうを包みます 一年に何回も都合つけ あの子は会いに来てくれる マイペースな兄はどこへやら 君を出迎え 送り出す そんなことももうこれからは 少なくなってしまうだろう でも それでいいのかも知れないね ここから旅立っていくのだから ♪ 別れの時はいつもせわしく あれもこれもと荷物が増える 明るい声で別れたけれど もう今までみたいには帰れない 1時間に1本の列車で あの子は戻ってゆきました 新しい名前を胸に抱き ここから旅立ってゆきました 君の選んだあの人と 喜び苦しみ 泣き笑い この町はいつもここにあるよ... だから2人で頑張れよ
