バスの窓 濡らす雨粒 くもるキャンバスに 描くスマイル 気のせいか 雨のせいか 泣き笑いしてるみたいだ 脳内を駆け巡ってる 別れの言葉 いつまでも 味がするんだ そのたびにまた 心に傘をさす ああ、 さようならの空はいつまでもずっと どこかに潜んでいる ふと顔を出しては雨ふらして、 繰り返す その度に水源は 水を減らしていくけど ああ、枯れたなら なくなってしまうのかな 思い出全部 目が合ったあの日とか 「好き」って言ったあの日とか 何度傘さしたなら 笑えるんだろう 都会の風には不思議な力がある どんなときも 立ち止まらない 人々に流されよう 時を刻んでゆく 晴れた空も 泣いた空も あの日の空とともに ああ、泣き止んだ空を見上げれば 大きな虹の架け橋 雲がなくなることはない また泣き出すかも知れない それでもあの鮮やかなアーチ、 忘れないから ああ、走り出す 風に背を押されながら 笑えなくても とりあえず生きてみよう それだけで完璧だ ちょっと赤く染まった空 泣かせに来てる… ああ、 君がいたあの日の空はいつでも どこかに潜んでる 何度傘さそうとも 何度虹を見上げようと 少しずつ色変えながら 共に生きてくんだね ああ、晴れた空 こんなに広い高い空だった 限りのない世界 空っぽの空を埋めよう 私の雨や虹で カラフルに彩ろう 私の空だ