たたずむ川辺に 風がそっと流れて ちぎれ雲 ほら 飛んでく あの日のあなたが 笑った横顔が 菜の花そよぐ波間に 浮かんで消えた 恋した心はどんな色 いつからはぐれて戻れないけど 100まで待ちきれず 探すかくれんぼ 夢みた心はどんな色 まぶしい陽射しがあふれる中を 眠そうに飛んでいた 虫の羽根の音 なくした想いは いつしか風になり 迷い立ち止まる肩に 優しくふれた 恋した心が苦しくて いつからあなたを見失ったの 目かくしほどいたら 私ひとりきり 夢見る心を抱きしめて 泣きそうにすわってた土手の上 染まってゆく空を ただ見つめていた 夕陽の中 あなたの影 追いかけた気持ちが 帰りそびれたまま それでも ひとりでも 歩いてゆくわ 恋した心はどんな色 いつからはぐれて戻れないけど あの時見えていた 私だけの色 淡くてはかなくて けれど消えない色