まだ青い果実 私には名前もない 深い森のその奥で 固く口を閉ざしていました 「極楽鳥」の異名 食べ散らかしては逃げる でも彼の美しさ ずっとずっと恋をしていました ひそやかな思い(one side) 私を見つけて(so sad) あなたに見つめられたら 一瞬で熟れるから 素直とは程遠い 地をはうような枝の 先で実っています おとなしくゆれてます ここにある この闇は ひとすじの光だけ 知るために 閉ざしてる この愛は あなただけが あなただけが 開く鍵を握る I'm never the wiser for it 食べさせてはいけない ほかの鳥達のくちばしが 目の前を過ぎるのを ただ息を殺して見てました 極楽鳥は今日も 香り放つ実をついばんで この森のまん中で 歌い踊り恋に遊びました 木漏れ日も届かない 私はここです(darkness) 声にならない声で あなたを呼んでいます 時代遅れでもいい 一筋でいたい(one way) わしづかみにしてどうか 私を遠い場所へ 連れ去って この闇を なつかしく思うほど 遠くまで 太陽に焼かれても あなたとなら あなたとなら それもまた喜び I'm never the wiser for it ここにある この闇は ひとすじの光だけ 知るために 閉ざしてる この愛は あなただけが あなただけが 開く鍵を握る I'm never the wiser for it