あの日急に君の手が 僕の世界に触れた時弾けた 通電したこの回路に フラッシュバックする 遠ざけてた記憶の迷路に 現れては消える子猫のような君が 僕の失くしてた ドングルをそこに刺したんだ i know 君は陽炎じゃない たったひとつの身体で 抱きしめてくれたんだ 少年時代のようにせつなくて疼く 疼く夜をなんどでも超えて 恋は夕焼けのようで 愛は朝焼けに似て 長い帳を越えて 君の笑顔に会いにゆく ずっと君がちらついているんだ この浮気者って言われてんだ 僕の自由区こと妄想世界が 侵略されてるぞ 僕を退屈から被弾を厭わない戦場へ 錆びついた武器たちの使い方を 忘れていた i wish 僕は失敗作じゃない あの日から僕の何か 正されたみたいだ プラムブルーの歌を聴いた日から 叶えたかったこと もう一度願ってみようかなって 空が白む高瀬川の畔に いまひとり焦がれて君を想う 少年、夜を越えて 描き溜めた想いを たくさんの言葉携えていけ 恋よ、鮮やかに咲き誇れ さくら咲く春を 胸いっぱいに吸い込んで すこしいろの違うキスをしよう