迫真に満ちたこの街と 寄り添うだけのキーライト 例えば心を俯瞰してみて 潜り込んで来るのはいつも 塊になった僕のエゴ そうやっていつも 自分を軸に世界を回していくの 見せかけただけの ふかした煙草に むせかけて虚栄心壊されるように 作り物の姿 見方が穿った いつか消えちゃうのから 僕は知らないよ、僕は知らない ただプラマイがどうか計算しては 拙い毎日更新してく 僕は汚いよ、僕は汚い この古くなったハイカラだった街で 歩くスピードの拍子が変わる 包まれた拍手に怯える日々 土砂降りの雨に聞こえた全て 淡々と歩いて見せてるのも 緩慢な僕を殺してくため 曖昧な感情と怠惰な毎日が 代替可能の自分をたらしめる 全部本当で全部嘘なんだ この笑顔じゃもう笑えない 虚ろな目で見てくぐもった声で 笑って舌を出した 大人になったら淀んだことしか 言えなくなるのかな 僕は知らないよ、僕は知らない ただプラマイがどうか計算しては 拙い毎日更新してく 僕は汚いよ、僕は汚い この古くなったハイカラだった街と 歩くスピードの拍子が重なる 嘘つきな街の言葉に ただ流されないで 暗いけど確かに 掴んだ気がする街の呼吸 変わりない揺るぎない意志が 消えてしまわぬように