県道沿いを南に進めば ふわふわと懐かしい匂い どんな未来も悪くはないけど なんだかのどにつっかえるよ 頭を下げて謝ったって ちっとも許してくれないじゃない こうして僕ら歳を重ねて 大人になっていくんだね ああ 小指の爪を深く切りすぎた 君がそばにいればなぁ 道端に咲いたえんじ色の花を 摘んで部屋を飾る人 花は生きたか それとも死んだか 僕にはちょっと難しいな 席を譲って座らせたって お礼の一つもないじゃない こうして僕ら愚痴を並べて また忘れていくんだね ああ どこかの戦争まだ続くらしい 君に手紙を書こう 媚びへつらって 笑ってたって 誰一人守ることも出来ないじゃない どうして僕ら学びもせずに 同じ場所へ戻っていく ああ 買ってたシャツは今年着そびれた 天気予報は午後も雨 君よどうか幸せでいてね こちらは順調 やっていけてるからね そっちはどう? きっと大丈夫さ ららら