Track bybathhouse
寄るべを探し疲れて 健やかとは程遠くを行く日々 あのさびれた看板も あの古い坂道も 記憶に重ねてみる 軋む窓の外に 何か見えた それでもいいの 歩き疲れては 眠りについて 時々思い出す 他愛の無い形 透かしてみる その日の風が 吹きやすいようにと 期待せずにやり過ごす なぜだか穏やかな苦しみが 馴染んでしまうな 慣れてしまうな 季節通りの風を触ってみる 木洩れ陽の中を この生きづらさが 溶けてしまえば 少しだけ考える 誰かの過去で 生きれたのか