「こちら5日後のアタシ。応答願います、どうぞ」 ノイズ。聞こえない周波 どこか遠くで輝いてるアナタ 「こちら6日後のアタシ。応答願います、オーバー」 ほんのちょっとしたことで分かれた アタシとアナタを繋ぐのは… sly...on the sly... 「こちら7日後のアタシ。応答願います、どうか…」 ねぇホントは聞こえてるんでしょ? 見透かした顔で笑ってるんでしょ? どんどん遠くなる7日前のアタシ 横で笑ってた…、 「誰だっけ?あれ、おかしいな…」 空が赤いよ 何だか懐かしい色 ”…応答3回目…” ----- 僕みたいな君みたいな僕みたいな君が好きで 離すことでしか傷付けない術を知らなくて ----- 「ごめん。」 「こちら10日後のアタシ。返答届いた。どうも」 途切れ途切れで聞き取れたのは ”僕…は…君を…知ら…な…くて” だんだん近くなるハッキリと聞こえる 赤い空の下で もう一度交信試みます コンプもゲートも切るから 「応答願います。」 ツライ…ツライ… ”応答4回目” ----- 僕みたいな君みたいな僕みたいな君が好きで 離すことでしか傷付けない術を知らなくて ----- でも ----- 君みたいな僕みたいな 君みたいな僕が好きだから 今更だけど届く頃には会いに行くよ、どうぞ ----- 「こちら今現在のアタシ。返答届いた、どうぞ」 「こちら今現在の僕。 顔見えるんだからこれはもうやめよう?」 「こちら今現在のアタシ。泣いてもいいかな?」 「どうぞ」 ほんのちょっとしたことで分かれた アタシとアナタ繋ぐのは…そう、”愛”