きっとね、カラカラ落ちて きっとね、空から見てる 「ねえねえ。」 ずっとね、君を見ていると その感情は薄れてしまうけれど きっと胸の奥の奥の 海で溺れてる 「どうする?」 僕の手をもぎ 走り去る君を 見ていたんだけど つまらないから余った足で その背を踏みつぶした 痛みに歪むその顔が 可愛くて 可愛くて 何度も君を傷つける 「止めないでよ。」 何がどうして アレがコウして こうなった どうなった? 「止めて。」 うるさいな どうだっていいだろ 黙って従えだって君は 僕だろ? 僕の手を付き 起き上がる君を 見ていたんだけど 起き上がる前に 押し倒して 「言え 僕が好きだろ?」 ひとつひとつ片づけて 君を待つ僕の手を 引こうとする ひとつずつでしか 存在できない僕を 僕は 殺した 君の手を引き 走り去る僕は たくさんの僕の 生き残りでさ かっこよくもなくて バカだけど この僕が生き残れたのは 多分 てゆーか絶対 君のおかげで僕は君の影 ずっと側にいるよ。