身に纏った青い過去 飲み込んで嘘の中に隠した こびりついた落書きを剥ぎ取って 傷跡を眺めていた 痛みの無い身体はどう? 甘い記憶の誘惑から逃げ出した 囁くような淡い叫びを吐き出して 希望を探していたんだ 曖昧な返事を残して 僕らは宙を舞った 合図はいらない 駆け出した夜 淀んだ旋律が僕らを深い方へ 混ざり合っていくだけさ 曖昧な返事を残して 僕らは宙を舞った 合図はいらない 駆け出した夜 淀んだ旋律が僕らを深い方へ 混ざり合って消えてく 静寂は虚しさを残して 僕らの後を追った 孤独を求めて 塞いでいた滲んだ現実が 僕らを上の方へ 溢れさせて落として 意識は遠のく 気がつけば今はもう 光は見えない いらない