「どこまで続くのだろう?」 そう思えた旅路の果ては近く 遠回り 迷子ばかりの 愚図な旅人だった 周る世界が映し出すのは 誰かの今 鏡の中で手を振る僕は 誰に別れを告げてるのか? 誰の世界もひとつじゃないと 言うのなら 真実はどこにあるというの? デジャヴの中で癒える爪痕 剥がれそうに深く黒く 誰の視界もひとつなのだと 言うのなら 幻想はどこに見ればいいの? ジャメヴの中で浮かぶ傷跡 剥がれぬほど脆く赤く 廻る世界が指し示すのは 誰かの今 鏡の中に明日見るのなら 僕はどちらを生きてるのか? 僕の世界に刻む足跡痛むなら それさえも抱き眠ればいい デジャヴの先で気づく望郷 触れそうにはるか遠く 僕の視界に残る傷跡疼くなら それだけは消してあげればいい ジャメヴの後に知らず憧憬 触れぬほどとても近く