咲いた花 通り雨 鳴り響いてる蝉時雨 信じてたよね あの頃の 僕らは 濡れた肌 辿る指 刻む脈拍 溢れる吐息 もう戻れない時を歩いてたね僕ら 駆けていく この世界の終わりより向こうへ 輪廻が回るより早く 塵になって灰の景色の向こうが 真っ暗の世界でも 焦がしてくアスファルト 千切れてゆく雲 蝉の声 一生なんて言えちゃう子どもで 良いと思ってた 走れ この世界の終わりより 向こうへ 輪廻が回るより早く 熱に浮かされたままで駆ける どこまででも行ける気がしてた 見つめ合ったまま 堕ちていく堕ちていく 奈落の底が笑ってる いつか何度も何度も何度も何度も 季節が巡った時に また会えたら良いな… 閉じた花 通り雨 鳴り響いてる蝉時雨 信じてたよね あの頃の僕らは