誰かのために涙を流す君が 鬱陶しくて 背筋を伸ばし私腹を肥す君が 美しかった コンビニのパスタの上で踊る 孤独が喉につっかえて 弾ける 姿形で何がわかる? 分かったフリして過去を漁る 未来の偽物たちに訊ねる なんとなく楽しく生きる術を教えて 悩めるあたしにキスをして そのまま入れ替ってスマイルひとつ あたしは引き篭って見てるからさ 代わりに生きていってよ 誰かを悪者に仕立て上げるのが 得意なあの子 そんなあの子が当たり前に 愛をもらう世界だ 茜色のうろこ雲のような 矛盾が瞳に焼き付いて 弾ける 生きてる意味を知りたくて 答えを求めて本を漁る 死んで教科書に載ることに なんとなくちょっと憧れちゃってさ 悩めるあたしにキスをして そのまま入れ替ってスマイルひとつ あたしは引き篭って見てるからさ 代わりに生きていってよ どうでもいい夢が転がってる 口先だけの約束が絡みつく わかってんだわかってる 本当のところ見破られたいんだ 悩めるあたしにキスをして そのまま入れ替ってスマイルひとつ あたしは引き篭って待ってるからさ 本当の私に笑いかけて 見破ってよ ヒーロー