続いていく 否応なしに日々は 幸福なんて皆違う色 運命ごと手懐けたい 最悪でしょ あれこれ欲して失って 最高でしょ 今この景色手に入れた 矛盾のない夢じゃ味気ないわ たとえ明日が見えなくたって 昨日がまだ手を 離してくれなくたって 二度とない今日を煌めきたい こわくて痛くて半信半疑を 繰り返したらいつの日にか 羨望も絶望も私を作る材料に 育っていく 清濁併せ持って呑んで 苦楽選ばずに勤しんで 最前線までまっしぐら すべては紙一重 幸か不幸かさえ刹那の迷いで 翻るもの まして真相など探らないで 聴いて視て感じたことだけを信じて 鈍色の世界でだって歌うから 狼狽えるたびに 綯い交ぜの愛に頼って疑って あとちょっともっと否々まだまだ 狂乱の果実いくらでもどうぞ齧って 何度でも何度でも繰り返して 奇跡だなんだと暗夜の煩悶 目隠しで塞いでも誤魔化せない 二つとない自分を愛したい 消したい昨日も明日の不安も 抱え込んでちゃんと認めたら 羨望も絶望も自由さえも従えて 生きる
