遠く遠く遠くに聴こえる声が 君の優しさだったなんて 僕は分からなかった 遠のく遠のく遠のいていくこれが 悴んだ痛みだったなんて 僕は知らなかった そんな大それた ことじゃないような 例えば溢れた コーヒーを淹れ直すような 仰いだ飛行機曇 塞いだ蒼い過去 思えば何もかも 始まってたみたい 澄み切った水のように すれ違った昔のように すり抜けては 音もなく消えた 遠く遠く遠くに聴こえる声が 君の優しさだったなんて 僕は分からなかった 遠のく遠のく遠のいていくこれが 悴んだ痛みだったなんて 僕は 遠く遠く遠くで落ちるプロペラ それが優しさだったなんて もう遅すぎたかな 遠のく遠のく遠のいていくそれは ただ宙に浮かぶサイレン ただ宙に浮かぶサイレン
