坊やは愛を得た! 澄ました猫が 塀の上で寝る午後 ブランダンは気付いた この世には終わりがある ねえどうしてファーザー 僕は怖い そうして父は 彼を広い海へ連れてく 防波堤に腰をかけながら2人並ぶ 諭すでも 説くでもなく あんなに怖かったものが 大丈夫になり あんなに大丈夫だったものが 怖くなる ブランダンきみもきっとそう思う 日がくるのだろう 言葉など必要ない ただ海を眺めて肩を寄せた ブランダン 忘れるなよ ブランダン この海の広さを ブランダン 澄んだ瞳 ブランダン ブランダン カモメが舞う ブランダン 照りつける日差しに ブランダン 白い波が ブランダン ブランダン 淀んだ雲が 渋滞を始めてる ブランダンは悟った この世には完璧がない ねえどうしてマザー 僕は悔しい そうして母は 彼を公園へ連れて行く フリスビーを投げてグランドを走り 回る 諭すでも 説くでもなく あんなに分からなかったことが 分かるようになり あんなに分かっていたことが 分からなくなる ブランダンきみの心もそのうち 麻痺するのだろう 言葉では表せない ただ今の気持ちを噛み締めてた ブランダン 忘れるなよ ブランダン あの日泣いたことを ブランダン 潤んだ瞳 ブランダン ブランダン 猫が鳴くよ ブランダン 全て知るかのように ブランダン ある日の午後 ブランダン ブランダン