鏡の中映る自分自身は 今でもまだ幼い子供のようで 放課後の教室で窓の外を見る君は 黄昏ているようで静かに泣いてた 声をかけてみたって あとできっと一人反省会 だけど知らないふりもできない弱虫 「どうしたの?」と 聞いた僕に 君がそっと振り向く 自分すら救えないほどの僕が ”誰かのために” なんて馬鹿みたいだけど まだ腐りたくなくて もしかしたら 自分のための偽善だとしても 君の涙を拭えるなら それだっていいんだ 「他人なんて気にすんな」と 自分自身が囁いた 主人公の 器じゃないことなんてわかってる 誰かに笑われても ヒーローになんてなれなくても 身近な悲しみに 震える手を伸ばしたい 目を腫らして 不思議そうに 君が僕を見つめる Ah〜 気の利いた言葉なんて 言えずに慌てる僕に 君は笑って「ありがとう」と言った 弱くて情けない僕に 君が笑ってくれた 些細なそれだけで 僕自身を少しだけ好きになれる 自分すら救えないほどの僕が 誰かを救えたなら 自分の明日も救えるような気がして そうやってまた 自分のための偽善の先で 誰かと自分を救えたら それだけでいいんだ あの日の君の笑顔が僕のことを 救ってくれたんだ 見えなくても存在する 小さな誓いを胸に
