孤独の中に 光る笑顔があった これが娘とのはじめての記憶 少女がこの胸めがけて 飛び込んできたのさ あの日の俺に だけど 本当によかったのだろうか こんな俺が父親がわり 今もわからないけれど 失いたくない俺の生きがい 暗闇から目覚めた朝に 青い蝶が私を導いた その先で待っていたのは ジョウという男 父親だという ただ後ろを歩いてきたのは 知らなかったの でも成長したわ ひとつの点が線になって 面となりはじめ わかってきたの 彼の存在が わたしの世界に 黒いシミを残す 理想の父と違う 空気すら読めない イライラするのよ 離れていたい しょせんは他人だわ 分かり合うわけがない 彼は老いてゆくだけのアンド ロイドだから