簡単に君は嘘をついて、 淡々と騙される振りをした。 都合の良い宿命論で 僕を連れ出して、 本当のことを今教えてよ。 此処に春が咲くまで眠らせて。 狂おしい程、愛していた 日々のことを忘れさせて。 春が僕らを溶かしていくなら、 もういっそ僕を騙してくれよ! どうかしてる? 華麗なステップで。 感傷的な夢の中ではいつも、 君は食器を割り 泣き叫んでいるんだ。 僕は君の目を見て、 何も出来ないまま、 真実の美しさに見惚れる。 冷たい僕らが、もう 凍えてしまわぬように。 此処に春が咲くまで眠らせて。 狂おしい程、愛していた 日々のことを忘れさせて。 春が僕らを溶かしていくなら、 もういっそ僕を騙してくれよ! どうかしてる? 華麗なステップで。 いつかの映像。 踊る君の指の動きで眩む。 寂しさを埋めるために、 僕らは傷つけ合って、 気づけば息をするのも儘ならない。 此処に春が咲くまで眠らせて。 狂おしい程、愛していた 日々のことを忘れさせて。 春が僕らを溶かしていくなら、 もういっそ僕を騙してくれよ! どうかしてる? 華麗なステップで。