今年は桜を観てないなって ふとしたときに気付いたんだ いつのまにか時間は経っていて 今が何月かもわからなかった 焼けたアスファルトを冷やしてく 気遣い上手な神様が 二人の表情を濁すように いつかと同じ雨を降らす 悲しい時は悲しいと言って 嬉しい時は抱きしめあってた日々 間違ってたのかな 世界中が羨む恋をして 世界中が涙する今日を生きてる 君に出会わなければよかっただなん て こぼしてしまった雨の日 気づいた頃には色を落とす 君が大好きだった桜は あの日の心を表すように 予報外れの雨と落ちる 傷つけられたっていいよ なんて言えるほど強くないよ 心裏表だって 空は知ってたんでしょ 世界が明日終わりを迎えて 君は誰を想い誰の為に時を過ごすの 二つの答えが違っている事も 気づいてしまった雨の日 世界中に憎まれてたとして 世界中も涙する明日を探してる 君に出会わなければよかっただなん て こぼしてしまった雨の日 世界中が羨む恋をして 世界中が涙する今日を生きてる 願うならこの雨よ二人を隠して こぼしてしまった雨の日 私の心は雨のち