命と呼ぶにはまだまだ未熟さ でもロボット中では優秀すぎてさ 眠らない僕らにとって1日は 何もしないにはあまりに長いのさ ねえ博士僕に智能を授けないで この心を取り除いて あの子を想ってしまうから ああなんで僕の手は君に触れても この麗しの頬を触れど 温もりを伝えてくれないんだろう アンドロイド11号 今日も明日も学んでく この気持ちは恋と呼ぶんだろう 鋼鉄の体で君の事 必ずいつも守るから 僕のそばを離れないでよ 人生はいつでも短いものだと 人達はいつも等しく嘆いてた 貴方もいつかはいってしまうのか 僕はいつまで僕でいれるのか ねえ博士僕を丈夫に作らないで この心を早く壊して 貴方は必ず僕よりも ああ早く 死んでしまうの分かってるの 永遠はあり得ないと どうして涙は流せないんだろう アンドロイド11号 100年後もすぐにやってくる あの気持ちは恋と呼べるの? 鋼鉄の身体が軋んでも 貴方をいつも守るから これからもそばに居させてくれよ 命が巡る貴方も廻る 世界を駆ける星になる きっと夜になれば貴方を思い出すの この先何千年もずっと アンドロイド11号 貴方の分も生きていく この気持ちを愛と呼ぶんだろう 鋼鉄の体はお墨付き 今度は君を守るから 僕のそばを離れないでよ