海岸のバス停から 空色のバスに乗る ブランチの待ち合わせに あなたは彼女と来る あなたを好きだと 言い出せないまま 消えてゆく恋の シャボンがはじけた 泣かないで angel 大丈夫 angel 心に言いきかせた 守ってよ angel 笑えるね angel 私の胸の森に 住む天使よ ギンガムの町並にも 夕暮れが降りてくる いまごろどこかの窓に あなたは彼女といる 子供のころみた 童話の人魚は 故郷の海で なみだになったの 泣かないで angel 泣き虫ね angel もうすぐ夏が終わる パラソルの屋根 砂浜のチェア あなたとの思い出に 手をふったの 帰ってきてと いいだせない言葉が 星になる 近くにいられるのなら 妹でかまわない 悲しみを隠してでも 友達でいたかった いくつもの夜の 涙をたばねて 噴水みたいに 空へ飛ばしたの 泣かないで angel 大丈夫 angel 心に言いきかせた 守ってよ angel 笑えるね angel 私の胸の森に 住む天使よ