あれからどれほど時間は 流れたのかな 小さな手で僕をぎゅっと抱きしめて そのとき初めて家族になれた 気がしたよ きみとぼくで紡ぐ物語 いつも色んなところに連れ 出してくれたあの散歩道 初めて見る景色や初めての友達とか 駆け回ったことも どれも忘れていないよ 君の匂いはすぐ分かるよ ただいまって声が嬉しかった かけがえのない 記憶をくれてありがとう もうここにいないかもしれないけれ ど 僕は世界で一番の幸せ者だよ この家族が大好きだよ ある時、 君は突然またねと告げて 出ていってしまった いつもみたいにまた会えると 思っていたのに いつか僕も歳を重ね、 君の顔すらも見えなくなって いつまでも待つよ いますぐ 会いたいよ 忘れられないよ君との宝物だから もうここからはいなくなるけれど 僕は世界で一番の幸せ者だよ この家族に生まれてこれたこと ふと君の匂いがした 響いた声は温かくて、影は大きくて また会えたから君が大好きだよって 前よりも大きな手で抱きしめて かけがえのない出会いを 神様ありがとう もう愛した家族から旅立つ時 僕は世界で一番の幸せ者だよ いつもみたく笑って見送って