夜霧に溶けてく汽笛の音に 野良犬たち騒いでる 碇を上げて風を吸い込めよ 星たちが呼んでいる さらばだ友よ、あばよ恋人 生きてりゃいつかまたどこかで ひとつ終わればまた始まって おれたちはそれの繰り返し 波間に捨てた涙を拾うなよ 振り返っても道などないんだよ 船は進むよ、クルーがかわっても 長い旅もいつか終わる どこからともなく聞こえるメロディ 名前も知らない鳥だけが それを聞いてる おーい知ってるか? 次の港までどれくらいか 愛しい友よ、しばしの別れだ 生まれ変わってもまた会おう ひとつ終わればまた始まって おれたちはそれの繰り返し 魂がある限り