過ぎ行く街並み 風吹く並木道 続いていくこの先に 何が待っているんだろうか 朝、芽吹き始める ひとつひとつ花が咲く 出会いが繋いでいく 最初の1ページ さぁ 次はどこにいこうか 思い立ったら止まれない あてもなく走る いまだ見ぬ景色が待ってる 好奇心は収まんない 上がる鼓動抑え込んで それでも走った 開けた視界に広がった 眩い空と海が綺麗で 潮風が撫でる さざ波の音色と共に 歩いてきた道 すれ違う人たち ひとりひとりがそう 主人公だから 交わり描いていこう 僕らのストーリー ほら、また、色づく 思い出になっていく 忘れたくないから 日付とタイトルを書き記した 時は過ぎる 自分たちも巻き込んで 巡る巡る 一日ずつ 染まる染まる 朱色と黄色に染まる 変わる変わる 少しずつ たどり着いた先は銀世界 ふわりふわりと降り積もる雪 もみの木に飾り付けした イルミネーションが僕ら照らした 季節は移ろう 絶え間なく廻る 出会いがあるなら 別れもあるけど 何度でもまた会える 縁は見えなくてもある 一期一会を繰り返して 物語は続く 記憶を紡いでく 歩いてきた道 すれ違う人たち ひとりひとりがそう 主人公だから いつだって前を向いて どこまでも進んでいこう 足跡が歴史になるんだ ほら、また、色づく 思い出になっていく 忘れたくないから 付箋を栞にして挟んだ 書き終えた1冊 大事に仕舞った