誰もいない砂浜で 立ち尽くす思いを 打ち寄せる白い波が 静かに浚ってゆく 砕けたガラスのかけら 光に翳しながら プリズムのような君の笑みが そっと囁いた いつか 誰かの宝石になって 命輝いてゆく 人は皆 愛とめぐり逢うため この世界に生まれ落ちた孤独な天使 手のひらに拾い上げた小さな貝殻は 忘れられた風の中で 見つけた君の心 壊れた時計の針が たおやかに動き出すよ たったひとりの君だけが 僕を変えてゆく いつか愛がすべてに変わるように 思いは続いてゆく この地球でふたり生きてゆく限り 胸の鼓動 寄せては返す波のように いつか すべてが愛に変わるように 願いは続いてゆく この地球でふたり 生きた日々は永久に きっといつか 誰かの宝石になって 命 輝いてゆく 僕らは今 愛し合うためだけに この渚に辿り着いた奇跡のかけら 奇跡のかけら ここからふたり始めよう